“禁酒”はダイエットに効果的って本当?そのメリットと方法を医師が解説!

仕事の疲れなどから、お酒を飲むことがルーティンになり、その影響で“ぽっこりお腹”になってしまって禁酒を考えているという人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、『ファミリークリニックあざみ野』の院長である、総合診療医の石井道人先生に、“禁酒ダイエット”のメリットや方法についてお聞きしました。

お酒は肥満に繋がる?

画像:Chiristsumo/Shutterstock

——そもそもお酒はカラダにどのような作用を及ぼしますか?

アルコールの作用については、いいところと悪いところがあります。いいところは、コミュニケーションの潤滑油となって、ストレス解消にも繋がることもあります。

ただ一方で、適量を超えると、肝臓をはじめとしたカラダのいろんな部位にダメージが出てくるでしょう。

——お酒自体は肥満に繋がるものなのでしょうか? なぜお酒を飲むと太るのでしょうか?

お酒自体は、それほどカロリーは高くありませんが、何杯も飲むとカロリーを摂り過ぎる可能性があります。

また、お酒と一緒に揚げ物やご飯・麺などの炭水化物を食べる機会も多いですよね。お酒単体によるものもありますが、一緒に食べるものの相乗効果で肥満に繋がっている場合があります。たとえば、お酒を飲んでラーメンを食べる方などは、かなり摂取カロリーが多くなります。

また、夕食にお酒を飲まれる方が多いと思いますが、それだと夕食に摂取するカロリーが多くなりがち。夕食の後は寝るだけなので、摂取したカロリーがあまり消費されずにカラダに蓄えられてしまうでしょう。

禁酒によるメリットとは?

画像:Daria Kulkova/Shutterstock

——禁酒はダイエットに繋がるのでしょうか?

お酒を飲まなくなることで、それだけでも摂取カロリーが抑えられます。また、おつまみなどを食べることも少なくなるので、さらに摂取カロリーが抑えられてダイエットに繋がりやすくなるでしょう。

ただ、いきなりお酒を我慢するのは難しいことが多いので、少しずつ量を少なくする方法がおすすめです。

——禁酒を始めるには、まずどうすればいいのでしょうか?

お酒を飲むことが、ある種の“ルーティン”になっている人が多いと思います。仕事を終わったあとに区切りをつけるためのルーティンとして、ビールを飲むという方もいると思います。

まずは、そのルーティンを変えたほうがいいですね。お酒の代わりに、炭酸水やノンアルコールビールなどを飲んでリフレッシュするのがおすすめです。

——禁酒を続けるためのポイントを教えて下さい

どうしても禁酒するのが難しいという方は、飲む時間を短くしたり、飲み始める時間を遅くしたりして、“減酒”から始めてみてはどうでしょう。

コロナ禍で自宅での時間が増えた方の中には、体重が増えている人が多い印象です。通勤時間が減ったことで、お酒を飲む時間が増えて飲酒量も増えている方は、早めに対策をする必要があります。

一度体重が増えていくと、あとから減量するのは大変です。特に年齢を重ねると基礎代謝量が減るので、体重が減りにくい傾向があります。

まずは体重を増やさないことが重要でしょう。

【関連記事】“禁酒”すると脳機能が回復!? 精神科医が教える、お酒を飲まないメリットとは?

 

いかがでしたか? お酒を頻繁に飲まれる方は、この機会にお酒について考えてみるといいかもしれないですね。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
石井道人
2007年北里大学医学部卒業後、東京都立多摩総合医療センターにて研修後、ERに専従。北海道喜茂別町で僻地・家庭医療に従事したのちに、現在は横浜市青葉区の『ファミリークリニックあざみ野』の院長を務めている。

【画像・参考】
※Pormezz・Chiristsumo・Daria Kulkova/Shutterstock

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