かまいたち・山内も実践!提唱者も2カ月で30㎏痩せた“断糖高脂質食”って?

「ダイエットに挑戦したいと思ってはいるものの、様々なダイエット法があってどれをすればいいのかわからない」という人は多いと思います。そんな方にご紹介したい最新のダイエット法が、“断糖高脂質食”です。

“断糖高脂質食”を実践して2か月で32kg減に成功し、そのメソッドをまとめて書籍化した金森重樹さんに詳しい話をお聞きしました。新しいダイエット手法にチャレンジしたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

糖質をほぼゼロにして脂質ベースの食生活に

画像:midori_chan/PIXTA(ピクスタ)

——“断糖高脂質食”とは、いったいどのようなダイエット法なのでしょうか?

糖質を極力排除して、代わりに脂質をたっぷりと摂取するダイエット法です。

糖質の摂取量をほとんどゼロにすると、それまで糖質ベースの代謝のメカニズムが、脂質ベースの代謝に置き換わっていくでしょう。

私の場合、2016年に90kgあった体重が、2か月で58kgまで激減しました。そして、現在もその体型を維持できています。

最近ではかまいたちの山内さんもこの“断糖高脂質食”で、ダイエットに成功していますね。

糖質を摂れば摂るほど肥満のサイクルに陥る!?

画像:freeangle/PIXTA(ピクスタ)

——糖質を摂ることは、なぜダイエットに不向きなのでしょうか?

食事をすると、血糖値が上がり、その上がった血糖値を下げるために、すい臓からインスリンが分泌されていくといわれています。

このインスリンには、使いきれなかったブドウ糖を中性脂肪としてカラダに蓄えたり脂肪の分解を抑制したりする働きがあるともいわれています。

ダイエットを別にして考えると、糖質を摂取するメリットについて世間で色々と議論されていますが、ダイエットの観点からは糖質を摂れば摂るほど、血糖値が上がり、この悪循環に陥ってしまうでしょう。

また、「特にアジア人のあいだで、白米の摂取量の増加が糖尿病のリスクを高める」という報告(※1)もありますし、糖質を摂り過ぎるのはおすすめしません。

特に現代人は、糖質を摂り過ぎている人が多いと思います。調味料や飲料、カラダにいいと思って摂っている栄養食にも、意外と糖質が含まれているのでチェックしてみるといいでしょう。

“断糖高脂質食”では、まず摂取する糖質をほとんどゼロに近づけて、代わりに脂質を摂っていきます。これによって、エネルギー源を脂質メインに代えていくのです。糖質によるインスリン分泌が抑えられますから、ダイエットにつながっていくという考え方に基づいています。

肉、サバ缶、卵、牛脂を主食にする

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——“断糖高脂質食”を実践するには何から始めればいいのでしょうか?

まずは、冷蔵庫や食品棚、調味料を整理することから始めてください。

私個人の意見では、パスタ、蕎麦、もち、米といった穀物などは、このダイエット法を実践する観点からは必要ないと思いますし、胡椒や醤油なども避けたほうがいいでしょう。また、果糖が入った清涼飲料水なども避けましょう。

代わりに、私は、肉、サバ缶、卵、牛脂あたりを主食にしています。これらのものは糖質がゼロに近いですから、“断糖高脂質食”ダイエットの観点からは安心です。

私の1日の食事の例ですが、朝食は生クリーム&MCTオイル入りの紅茶、昼食はサバの卵炒め、夕食は牛脂スープを1杯です。こういった食生活を行うことで、脂質メインの食事に切り替えていきましょう。

——他にも気を付けるポイントはありますか?

エネルギーの代謝に必要なビタミン、ミネラルが1つでも不足していると、いくら脂質メインの食事をしていても結果が出てこないでしょう。

カラダの中で起こっている脂質でのエネルギー代謝には、様々なビタミンやミネラルが複雑に関わりあっています。非常に複雑ですのでここでは割愛しますが、詳細は私の著書で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

脂質メインの食事に変えたら、ビタミンやミネラルをサプリメントで補いましょう。人によって必要なサプリメントは変わりますが、私の場合は、ビタミンB群、ビタミンC、ナイアシン、鉄、マグネシウムといったサプリメントを摂るようにしています。

——“断糖高脂質食”のカラダへの影響はどんなものがありますか?

糖質を多量に摂ってしまうと、血糖値が急上昇し、インスリンの分泌により血糖値が下がるといわれています。それによって、低血糖状態に陥る可能性があるでしょう。

そうすると、集中力の低下や眠気につながるといわれています。

“断糖高脂質食”の場合、そういったことが抑えられ、食後でも仕事に集中しやすいでしょう。

【関連記事】日頃の疲れはどこからくる…?「不調」の原因を医師が解説!

 

今回は金森重樹さんに、“断糖高脂質食”について教えていただきました。自身の体調管理に活かしてみるといいかもしれないですね。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
金森重樹

画像:READY

東大法学部卒。行政書士として脱サラして、現在は不動産、建築、介護事業、医療法人などの年商100億円の企業グループオーナー。20代のころから90kg近くある体型だったが、“断糖高脂質食”を実践して、2か月で58kgまで減量。現在は、そのダイエット法を普及すべく、様々なメディアやSNSにて活躍中。
SNS】Twitter@ShigekiKanamori
【著書】運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット
ガチ速“脂“ダイエット 極上レシピ大全

【画像・参考】
※1 BMJ. 2012 Mar 15;344:e1454. doi: 10.1136/bmj.e1454.
※Elnur/shtterstock
※midori_chan・freeangle・Sunrising/PIXTA(ピクスタ)

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