医師2人が教える“ベストな睡眠時間”とは?「6時間睡眠は間違い…!?」

毎日何時間寝るようにしていますか? 適切な睡眠時間は8時間と言われることもありますが、加齢によって眠りにくくなり、睡眠時間が不足していると感じている人もいるでしょうか。

そこで今回は、現役医師である、斎藤糧三先生と益田裕介先生の2人に、おすすめの睡眠時間と、加齢によって眠れないという悩みの原因についてもお聞きしました。毎日を快適に過ごしていくためにも睡眠時間で悩んでいる人に、必見の内容となっています。

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目次

医師おすすめの睡眠時間とは?
(1)7~8時間程度がおすすめ
(2)8時間睡眠を意識した行動を
加齢による睡眠時間の短縮は心配ない?
(3)ホルモンの分泌が関係

医師おすすめの睡眠時間とは?

 画像:baranq/Shutterstock
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(1)7~8時間程度がおすすめ

適切な睡眠時間について、斎藤先生は「人によって異なるでしょう。ただ、私の見解ですが、7~8時間程度の睡眠を取ることが好ましく、6時間睡眠は少ないといえるでしょう」といいます。

さらに、「睡眠不足が続くと“睡眠負債”となって、健康や免疫にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があるので注意が必要です」と睡眠負債のリスクも指摘します。忙しくても、健康のために7~8時間は寝るようにした方がよさそうです。

厚生労働省の『健康づくりのための睡眠指針 2014』でも「個人差はあるものの、必要な睡眠時間は 6 時間以上 8 時間未満のあたりにあると考えるのが妥当でしょう」(※1)と説明されています。

また、厚生労働省の『e-ヘルスネット』でも「慢性的な睡眠不足は日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下を引き起こすだけではなく、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼすことが知られています」(※2)と述べられています。

(2)8時間睡眠を意識した行動を

益田先生いわく、「理想の睡眠時間は、一般的に8時間程度とされているのですが、忙しくてなかなか確保するのが難しいという意見もあるでしょう。しかし、予定を組んだり、先のことを予測したりしながら計画的に1日を過ごし、できるだけ8時間睡眠を確保できるように心がけてみるといいでしょう」とのこと。

8時間睡眠を目標としたスケジュール調整を意識してみるといいかもしれませんね。

加齢による睡眠時間の短縮は心配ない?

画像:Shift Drive/Shutterstock
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(3)ホルモンの分必が関係

加齢による睡眠時間の短縮について、斎藤先生は「ホルモンの分泌が関係している可能性はあります」といいます。

厚生労働省の『e-ヘルスネット』でも「高齢者では若い頃にくらべて早寝早起きになることです。これは体内時計の加齢変化によるもので、睡眠だけではなく、血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになります」(※3)と説明されています。

また、「脳が睡眠を求めているわけではないので、心配はない場合が多いでしょう」とお話しいただきました。

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いかがでしたか? 今回は、斎藤先生、益田先生におすすめの睡眠時間と、加齢による睡眠時間の短縮についてお聞きしました。睡眠時間に悩んでいるという人はぜひ取り入れてみてください。

<プロフィール>
斎藤糧三
1973年生まれ。1998年、日本医科大学卒業。その後、美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立。2008年、機能性医学の普及と研究を推進するため『日本機能性医学研究所』を設立。2013年、「食で日本を健康にします」をモットーに、「一般社団法人日本ファンクショナルダイエット協会」を設立。2017年、スーパーフードとしての牧草牛の普及を目指し、日本初の牧草牛専門精肉店「Saito Farm 麻布十番」をオープン。2018年、ソフトウエア医療機器の開発企業として株式会社「ライフクエスト」を設立。

<プロフィール>
益田裕介
早稲田メンタルクリニック・院長。防衛医大卒業後、自衛隊病院などを経て開業。精神保健指定医、精神科専門医・指導医として“対話”を重視した治療を追求し、YouTubeチャンネル『精神科医がこころの病気を解説するCh』でもメンタルの不安に寄り添った情報を発信している。
Twitter:@wasedamental
YouTube:『精神科医がこころの病気を解説するCh

 

【画像・参考】
※1 睡眠対策 – 厚生労働省
※2 睡眠と生活習慣病との深い関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※3 高齢者の睡眠 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

※Roman Samborskyi・baranq・Shift Drive/Shutterstock

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