大事な家族には、長く元気にいてもらいたいですよね。健康的なカラダを維持するためには、毎日の習慣が大切でしょう。どのような習慣を取り入れるべきかわからないという方は、他の人の習慣を真似するのもいいかもしれません。
そこで今回は、健康スポーツ医の木村好珠先生が実践するナイトルーティンについてご紹介します。
【関連記事】【PR】38歳・ゴルフのティーチングプロが「40代を迎えることに不安がない」理由とは?
医師のナイトルーティン

——木村先生が、健康のために行っている“ナイトルーティン”を教えてください。
(1)7時間程度の睡眠をとる
まずは何よりも睡眠時間を確保することが大切だと考えています。私も、普段の診察では、睡眠時間は7時間を目安にしてくださいと話しています。
寝不足は、カラダのいろいろなところに影響をもたらすと考えられています。そのため、7時間は睡眠をとるようにおすすめします。
(2)湯船につかってカラダを温める
あとは、湯船にしっかり浸かってカラダを温めるようにしています。体温が下がるときに眠くなると一般的にいわれているので、寝る2時間くらい前にお風呂に入るようにしています。
(3)腹式呼吸を行う
また、私はお風呂で呼吸を整えています。マインドフルネスの1つとして、息を吐く方に意識を向けて、吐く時間と吸う時間が2:1になるようにして繰り返しています。
呼吸をするときは、お腹に手を当てて膨らみと凹みを感じつつ、腹式呼吸を行います。苦しいくらいしっかり息を吐き出すとお腹に意識が行き、不安や考えすぎていたことが和らぎ、リフレッシュできる気がしています。
寝る前に避けたい行動とは

——夕食はどんなものを食べられていますか?
積極的にとるようにしているのは、魚介類です。あとは、腸内環境を気遣いたいという思いから、ヨーグルトもよくとります。
私は、ヨーグルトにナッツときなこを加えて食べることが多いです。
——医者という立場からみて、夜に行うのを避けている行動はありますか?
寝る前は携帯電話やパソコンの操作を避けています。私は、寝る前に読書をするときは紙媒体にしています。
また、テレビを付けっぱなしにしたり、音楽を流したままにしたりするのはおすすめできません。寝る環境はしっかり整えましょう。
【関連記事】朝食に“タンパク質”がおすすめなワケとは?ダイエットにつながる理由を栄養士が解説
いかがでしたか? ぜひ一度取り入れてみて、どのような変化があるのかを感じてみてください。
※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。
<プロフィール>
木村好珠
精神科医、産業医、健康スポーツ医。精神科医として常勤し、都内企業の産業医も務めている。また、東京パラリンピック ブラインドサッカー日本代表、北海道コンサドーレ札幌アカデミーのメンタルアドバイザーとしても活躍中。【SNS】Twitter:
@konomikimura画像:READY
【画像・参考】
※Pixpan_creative・Shift Drive・Syda Productions/Shutterstock